7月号は『使用目的』についてご説明します！
自動車保険の契約の際、保険料を算出するために、契約自動車の使用状況により「使用目的」を確認する項目があります。
使用目的には、3つの区分があります。
「業務使用」「通勤・通学使用」「日常・レジャー使用」
保険料は「業務使用」が一番高く、「日常・レジャー使用」が一番安くなります。
使用目的を決める際の注意点。
年間を通じて『月平均15日以上の使用頻度』で、定期的に、かつ継続して使用する目的が、使用目的として適用されます。
例えば、「1年間を通じて月に15日以上の頻度で、通勤・通学のために使用する」場合の使用目的は、「通勤・通学使用」が適用されます。「1年間を通じて月に15日以上の頻度で業務（仕事）で使用する」という場合は、「業務使用」です。通勤・通学や業務のために自動車を使わない場合は、使用目的として「日常・レジャー使用」が適用されます。
使用目的の区分を見直して、保険料が軽減される場合もあります。
「通勤・通学使用」のケースで、通勤先・通学先までの送迎ではなく、最寄りの駅までの送迎の場合は「通勤・通学使用」には該当しません。また、「通勤・通学使用」や「業務使用」を適用されている方でも、実際は雨の日だけしか自動車を使用していない場合や、使用頻度が少ない（年間を通じて月15日未満）場合も、使用目的の区分を見直して保険料が軽減される可能性があります。
保険内容を見直し、保険料を削減できましたら、必要な特約に加入してみては如何でしょうか。ドラレコ特約等、保険会社それぞれで工夫された特約があります。使用目的の区分など、詳細は保険会社や、代理店にぜひご確認ください。
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