8月号は『ファミリーバイク特約』についてご説明します!

原動機付自転車(排気量125cc以下)を運転する方には、自賠責保険のみの加入で、任意保険には加入せず運転されている方もいらっしゃいます。

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自賠責保険は強制保険ですが、補償内容は「対人賠償」のみ。

自分が起こした事故で「人にけがをさせたときや、死亡させたとき」に保険金が支払われますが、その補償額も限られています。

支払限度額:死亡3,000万円まで、後遺障害4,000万円まで、ケガ120万円まで

また、「対物賠償」については補償がないため、事故の際には、このことを知らず、大きなトラブルとなる場合があります。
※自賠責保険は人身事故が対象のため、ものにぶつかったときや、自分のバイクが壊れたときの物損事故も対象外です。

 
 

自動車保険の特約には「ファミリーバイク特約」があります。

「ファミリーバイク特約」を付帯すれば、125cc以下のミニバイクに対し、「対人賠償」と「対物賠償」の補償を受けることができます。

「対人賠償」と「対物賠償」の補償内容は、付帯している自動車保険と同様になります。

また、ご自身のケガについては「人身傷害型」と「自損傷害型」を選ぶことができます。詳細は保険会社や、代理店にぜひご確認ください。
※相手方の「対物賠償」の補償は受けることができます。ただし、ご自身の原付バイク・モノの修理費用は補償の対象外です。

 

ファミリーバイク特約のメリットに注目!

記名被保険者だけでなく配偶者、同居の親族、別居の未婚の子まで補償の対象となります。

自動車保険の年齢条件や運転者限定は、ファミリーバイク特約には関係ありません。
例えば、自動車保険に35歳以上補償で本人限定特約が付帯されていても、20歳の息子さんが運転する原付の事故は補償されます。

ご家族が所有する原付だけでなく、友人等の他人が所有する原付を運転した場合でも補償されます。

この特約は「対人・対物賠償」の補償内容について、付帯している自動車保険と同様になります。ご自身のケガについては「人身傷害型」と「自損傷害型」を選ぶことができます。

ファミリーバイク特約に関する事故は、ノンフリート等級および、事故あり係数適用期間に影響はありません。

 
 

バイクの自賠責保険だけで、本当に大丈夫?

バイクを購入された際に強制的に加入する「自賠責保険」では、対人賠償の補償しかありません。また、対人の補償額も限られており、十分な補償とはいえません。補償額が高額化している今日、「自賠責保険の補償額を超える部分」の補償が必要になる場合を考えると、原付バイクでも任意保険の加入が必要です。

125cc以下のミニバイクの場合は、自動車保険と同じようにバイク1台ごとに任意保険に加入する方法の他に、自動車保険の特約として「ファミリーバイク特約」を付帯する方法があります。詳細は保険会社や、代理店にぜひご確認ください。

 
 

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