A. 「洗車」と「車内そうじ」、2つに分けてご紹介します。

 

洗車の際、フェンダー内(タイヤを覆っている部分)をきれいにしましょう。

ポイント

フェンダー内をきれいにすることで、お車の寿命は長くなります。
フェンダー内には泥や水分が溜まりやすく、これが腐食してボディを内側から痛める原因となります。もし、下取りされる場合、外側がきれいでも内側が腐食していれば、減点となってしまいます。
今の車のフェンダー内にはプラスティックもしくは不織布でカバーされているものが多いので、泥や水分が直接ボディに影響を与えることは少なくなっています。ですが、フロント&リアバンパーの下部、両サイドのドア下部も含め、『見えない部分』も注意して、きれいにするようにしてみてください。これらの箇所は泥や汚れが溜まりやすい部分です。
もし高圧洗浄機を持っていらっしゃるならば、直接フェンダー内側を洗ってください。お持ちでない方は、洗車用ブラシ(写真)でかき出すように洗ってみてください。

 

車内そうじは、「1. 掃除するスペースを確保」「2. 普段、見えない所をきれいに」を心掛けてください。

ポイント

まず後方座席から作業を開始します。後方座席が比較的狭い車が多いですが、前方座席を目一杯前方へ移動させます。これで、後方座席のスペースが広がり、普段見えないところが見えるようになります。

▲前方座席移動前

▲前方座席移動後

 

前方座席を目一杯前方へ移動。前方座席で隠れていた床部分、前方座席後方部を清掃します。

 

乗り口とマットの間の砂・ほこり等は、使用済みの歯ブラシを使うとより取りやすくなります。

 

スペースが広くなったので、床マット、座席も掃除機が入りやすく、作業もしやすくなります。

 

前方座席も最前にまで移動させているので、通常見えない部分まで清掃できます。
前方座席を片方だけ下げると、内側の見えていない部分も清掃できます。

 

前方座席は、最後部まで下げて清掃します。また、汚れの目立つペダルは、これも使用済み歯ブラシで汚れを落とします。ペダルの汚れが気になる方は、この方法をお試しになってはいかがでしょうか。

 
ご参考になりましたら幸いです。

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