富山県高岡市『高岡御車山会館』

いつもマエダをご愛顧いただいておりますM様より、お写真を頂戴しました。

最近は新型コロナウイルス予防のため、休日の遠出は控えてらっしゃるM様ですが、以前、訪ねられた富山の観光スポット『高岡御車山会館(たかおかみくるまやまかいかん)』のお写真を、楽しいお話と一緒に見せてくださいました。いつもありがとうございます。
 

高岡御車山会館は、「高岡御車山」を通年展示する施設です。

ここでは重要有形・無形民俗文化財「高岡御車山祭」の御車山(みくるまやま)を通年で観覧できるほか、御車山の部材及び工芸技術を紹介するブースがあります。『高岡御車山祭』について知るとともに、その山車に凝縮された “ものづくりのまち高岡” が誇る技巧の数々、伝統を継承してきた地域の心意気を感じることが出来ます。

 
 

高岡御車山と優れた工芸技術の装飾

高岡御車山は1588年、豊臣秀吉が、後陽成天皇を聚楽第(じゅらくだい)に迎え奉る際に使用した御所車を、前田利家公が拝領し、前田利長公が1609年に高岡城を築くにあたり、町民に与えられたのが始まりと伝えられています。御車山は御所車に鉾を立てた特殊なもので、高岡の金工、漆工、染織等の優れた工芸技術の装飾が施された日本でも屈指の華やかな山車です。毎年5月1日に高岡御車山祭がおこなわれます。「高岡御車山祭の御車山行事」は、国の重要有形民俗文化財・無形民俗文化財の両方に指定されています。また、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。

 
 
楽しいお話を伺いながらお写真を拝見していると、実物の高岡御車山が見たくなりました!
M様、この度も素敵なお写真をありがとうございます。
 
(TAX中環松原店・スタッフ一同)